バーニングプロ・エイベツクス連合軍とジャニーズ事務所の熾烈な対立。

間もなく12月を迎え、大みそかのNHK紅白歌合戦やレコード大賞発表が、芸能界では大きなイベントとなる。
特に今年のレコード大賞は、新装なった新国立競技場での発表なので、例年に増して注目されるだろう。

レコード大賞の審査については、近年では2015年の「レコード大賞1億円買収事件」がまだ鮮明に記憶にある。

「2015年のレコード大賞を受賞した、3代目J.Soul.Brothers は買収によるものだつた」と、「週刊文春」（2016年11月3日号）に記事が掲載された。

記事では「年末のプロモーション業務委託として」と、額面1億円が書かれた請求書が公開された。
このことについては、現在までに3代目JSBサイドからの反応はなく、事実不明のままになつている。

この事件でも芸能界事情通は、バーニングプロ・エイベツクス勢による、ジャニーズ事務所への牙城切り崩しの一環とみている。

更にこの事件より10年さかのぼつた、2005年にはタイトルにある、レコード大賞審査委員長が怪死する事件が起きている。

「週刊新潮」（2005年12月29日号）によると

『レコ大に大きな影響力をもつ、大手プロダクション（バーニングプロ）は、今年はあるボーカル・ダンスユ二ットグループ（EXILE・JSB）に大賞を取らせたかつたのですが、ふたを開けると金賞にも入つてなかった。（中略）
このグループを支援する某団体が、（審査委員長）の阿子島さんに1000万以上の工作資金を渡したのにそれが全く実らなかつたので、激怒している。』と。

阿子島さんは12月2日、都内のホテルでのデイナーショーに出席後行方不明になった。
翌朝5時ころ横浜の自宅が全焼。
家族が捜索願を出す失跡事件となるも、2日後焼けた雨戸の下から遺体が発見された。

神奈川県警は外部からの侵入形跡はないとして、失火による火事と断定。
しかし検視により、遺体は煙を吸い込んでいなかった事が判明し、火事が発生する以前の死亡と判断。

トラブルに巻き込まれた可能性も認め、早朝5時という出火のタイミング、持つていたはずの携帯電話が焼け跡から見つからない、などの不審点が明らかとなつた。

結局この件は、事件性はないとして処理されたが、いまだに業界関係者は「見せしめのための殺し」ではないかと疑う者も多い。

今はもう亡くなつたが、人気芸能リポーターとして数々のスクープをした、梨元勝氏はかって、「現在TV番組の製作は、暴力団に支配されている芸能プロダクション、「バーニング周防」、「エイベツクス安藤」「ケイダツシュ川村・吉本」により多くがなされている、と告発したことがある。

（バーニングプロダクション社長・周防郁雄）

2001年の5月と10月には、バーニング事務所に銃弾が撃ち込まれる事件があつた程である。

バーニングプロ系列のプラチナムプロ創業者の川名毅は、バーニングプロ社長・周防郁雄の運転手をしていた。

（左から2人目が川名毅）

川名の後輩の関東連合幹部・石元太一（六本木クラブ襲撃事件の首謀者の一人、現在服役中）も、川名の紹介で周防のボデイガード兼運転手をしていたことがある。

周防のこの関東連合メンバーとの繋がりが、私はAYAの自殺事件と関係しているのではないか、と注目している。

バーニングプロ系列のプラチナムプロ所属タレント・AYAの、芸能界暴露本出版の噂を巡り、ジャニーズ事務所とバーニングプロはどのような手打ちをしたのか、気になる。

ちなみにバーニングプロ系列および提携・傘下のプロダクションは、少なくても20社以上あると言われる。

有力どころではこれまでに挙げている、「ケイダツシュ」「プラチナム」「パールダッシュ」「エイベツクス」をはじめ、下記の多数に亘る。

ビツグアツプル（中山美穂）、サムデイ（藤原紀香）、テイクオフ（羽鳥慎一・宮根誠司）、エーチーム（DAIGO・伊藤英明・古手川祐子・岩城滉一）、グリック（畑野ひろ子）、ゴールデンミュージツク（島崎和歌子）、レプロエンターテインメント、テンカラット、トヨタオフィス、プロダクションオーロラ、プロデュース＆ディレクション、イトーカンパニー、エバーグリーンエンターテインメント、尾木プロダクションなど他多数
知られている。（　）内は所属タレント。

これ以外にも音事協繋がりで、多数のプロダクションや関係団体を傘下に収めている、と言われている。
これらのプロダクションを通じて、巧妙に芸能界を支配してるのが、周防郁雄でありそれゆえに【芸能界のドン】と称されるのである。

またバーニングのバックには山口組系後藤組がいるとされ、バーニングプロ自体暴力団舎弟企業であり、フロント企業と公安関係にも認識されている。

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