雅紀の秘宝伝

アヤ(牧野田彩)との同棲生活と別れ、そして衝撃の自殺という悲劇の背景と芸能界の深い闇。雅紀が住んでいた超高級マンションの芸能界・経済界・スポーツ界の著名人の知られざる人間模様をブログ。

米中対決!罠にはまるか中国―日米戦争のデジャブ

明日は日本が,ハワイのパールハーバーを奇襲攻撃した太平洋戦争が勃発した日である。
日本の奇襲報告を受けたルーズベルト大統領をはじめ、米政府閣僚は冷静に受け止めていたという。
それは日米戦争が不可避であることを、米政府のトツプは当たり前に認識しており、いつ、どのように開戦の火ぶたが切られるか、が注目されていた。
当時の大統領たちの冷静さと素早い反撃は、奇襲攻撃を事前に知つていたと、後に言われるゆえんである。
ABCD 包囲網で石油輸入を絶たれた日本は、大東亜共栄圏なる構想を掲げ、東南アジアの石油を手に入れるために侵略を計画しており、侵略の邪魔になるハワイの米軍基地をまっさきに叩いたのである。



ヨーロツパ戦線で、ナチスの勢いに押されていた連合国支援の参戦をためらっていた米国は、ナチスの同盟国・日本の攻撃を受け米国は、ここぞとばかり参戦の大義名分を得たのである。
自国への奇襲攻撃を米国は、参戦への国民世論を味方にし、第2次世界大戦の主役に躍り出たのである。
いうなれば戦後世界政治にアメリカがその中心になったきっかけは、日本のパールハーバー攻撃なのだ。


習近平の台湾侵略は、パールハーバーの2の舞になるか?
翻つて米国と並んで現代政治の2大主役の一人、中国は今それまでの順調な経済成長から様々な逆風にさらされている。
専制国家の烙印を貼られて米国の民主主義名分の包囲網で、成長戦略は停滞し一帯一路という新植民地主義を掲げて、世界の覇権を目指すようになつた。
かっての日本帝国主義の大東亜共栄圏にも似ている、一帯一路構想の危険性にようやく気つ”いた米国が、習近平の台湾侵略構想にこれまでの戦後国策を転換した。


中国をたたくための大義名分が欲しい米国は、中国の台湾侵攻をパールハーバーと同様に待ち構えているのか。
現在米国が行っている対中政策は、ABCD包囲網を思い起こさせるものがある。


はたまた自国が被害を受けるまで、第2次世界大戦の参戦をためらっていた米国に台湾をどこまで守る気概があるのか、米国の民主主義とやらが問われることだろう。
それとも中国が米国の罠にはまり、自滅への道をたどるのか興味深いところではある。


それと台湾侵攻の前に、尖閣諸島への上陸侵略はあるのか。
もしあれば日本の反撃とともに、米軍は中国軍を徹底的に追い払うだろう。
今後あり得る台湾侵攻の見せしめとして。
その意味では日本にとっては、台湾より前に尖閣侵略があれば好都合だ。
米軍の支援が期待できるからである。


それを考えると、中国の台湾侵攻の前に尖閣諸島への上陸はない、と予想される。
しかし日本や米国の同盟国ではない台湾へ、中国軍がいきなり侵略を開始すると防衛を含め対応への参戦名分が今のところ乏しい。
その大義名分を探して、いま米国は中国を追い詰め、挑発しているのが現在である。
ABCD 包囲網時の日本の二の舞を中国は演じるか。

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